全史料協近畿部会地域資料研究会(桃山学院大学ほか)は下記の要領で「大阪における地域資料保存・活用の現状と課題」をテーマに研究会を開催するとのことです。

  • 日時 2014年2月25日 (火)  13:30~16:00
  • 場所 大阪市立総合生涯学習センター第3研修室 (大阪駅前第2ビル5階。北区梅田1-2-2-500
  • 報告者 松岡弘之氏(大阪市史料調査会) ・島田克彦氏(桃山学院大学)
  • 趣旨(全史料協近畿部会の案内より)
    • 近年、大阪市史編纂所では、サイト上で「史料情報目録」を公開するなど、市民への歴史情報の提供や史料の活用のありかたについて模索している。『新修大阪市史』編纂を中心としながらも、市民が利用可能な史料保存利用機関としての新しい可能性を追求しつつあるといえよう。しかしながら「大阪都構想」が具体化する中、大阪市という自治体の枠組みを前提とした編纂および史料調査事業は岐路に立たされることになった。こうした事態は、大阪市という自治体に固有の問題であるとともに、史料の調査や公開・活用と市民の関係という普遍的な論点をも提起しているのではないだろうか。本例会ではこのような問題関心に立って、大阪市史料調査会の松岡弘之氏から、大阪市における史料調査・保存・活用事業の現状と課題について報告していただく。
    • また本例会では、大阪府内および周辺地域における史料保存・活用ネットワークの形成、市民による歴史資料活用の促進についても考えていきたい。この点について、桃山学院大学を中心とする「地域資料研究会」での取り組みを島田克彦氏に報告していただく。なお本例会は地域資料研究会との共催である。
  • url http://historyosaka.jp/information/archives/409