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2008年11月29日(土)13時半から京都薬科大学で
京都民科歴史部会の大会が行われました。
(私は京都民科から史料ネットに派遣されている運営委なんです)

報告は
 高木叙子氏(滋賀県立安土城考古博物館)
  「博物館はどこへ行くのか—滋賀県の博物館が抱える諸問題—」
 大国正美氏(神戸深江生活文化史料館副館長)
  「「草の根」の神戸深江生活文化史料館と地域の史料保全活動
   —複合館と在野アーキビストの是非論をめぐって—」
奥村弘氏(歴史資料ネットワーク代表・神戸大学)からはコメントをいただきました。

高木さんからは、歴史資料の保存・活用をめぐる府県レベルでの現状について、
大国さんからは、神戸深江生活文化史料館や丹波市春日町棚原地区住民などの地域住民主体による
歴史資料の保全活動についてのお話をいただきました。

公の館として、文化財行政が果たすべき責任や役割、
館・研究者・地域住民などが連携しながら、
将来にわたって行うべき歴史資料の保存・活用の方法について改めて
考える機会となりました。
詳しくは、『新しい歴史学のために』誌上でいずれ紹介されると思いますので、
是非お買い求め下さい(^^)

あと、大会では
京都民科の事務局から「発見」された、
1950年代の国民的歴史学運動における紙芝居『祇園祭』の展示も行いました。 (ま)

◇◆問い合わせ先◆◇
京都民科歴史部会
〒607-8412 京都市山科区御陵四丁野町1番地 京都薬科大学南校舎 鈴木栄樹教室内
TEL: 075-595-4711