■すきばめ研修会のご案内

わたしが学びたくて企画してしまいました(^_^;)

・日時:8月20日10時半~17時
      21日10時~12時
・場所:神戸大学文学部3階古文書室
・講師:多仁照廣氏(敦賀短期大学教授)
・主催:神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター
・後援:コンソーシアムひょうご神戸

※参加ご希望の方は、松下までメールしてください。
e-mail:macchan@lit.kobe-u.ac.jp
※機材の関係もありますので先着10名とさせていただきます。参加費は無料です。
※20日10時に地域連携センターに集合してください。

「漉き嵌め」とは、和紙の紙漉きの原理を応用して、虫に喰われるなどして穴があいた部分に紙漉きを行ない、水に溶かした紙の繊維を流し込む(嵌める)やり方です。脱酸処理は、酸性紙で作られ放置しておけば壊れてしまうおそれのある資料を中和し、延命を図るために行なう化学的な処理です。これらは資料保存に携わる者にとって必要不可欠な技術です。
 今回は、日本近世史と文化財修復がご専門の多仁照廣氏をお招きして、2004年福井水害時の被災史料保全活動と紙資料修復の方法についてご講演いただくとともに、資料修復についての実演をしていただきます。今回は2004年台風23号による実際の被災史料を使った修復の体験ができますので、是非ご参加ください。