大阪歴史科学協議会では、下記の要領で3月例会「被災地の復興と歴史学の役割」を開催します。当会の事務局長の川内淳史が報告いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

2012年の市民講座と気仙沼フォーラムの内容をまとめた『「生存」の東北史:歴史から問う「3.11」』は、近現代の東北の「生存」の歴史について、多様な切り口から問題提起しました。同書は、報告者と受講者、被災地の人々が、被災地の「いま」と向き合いながら紡いだ地域史の先駆的な成果です。

3月例会は、同書の執筆者である川内淳史さんと高岡裕之さんをお迎えし、被災地の復興において、歴史学が果たすべき役割と課題について議論します。

  • 報告:川内淳史氏「「生存」の歴史学と「歴史実践」」
  • コメント:高岡裕之氏
  • 日時:2014年3月8日 13:30~17:00
  • 会場:中央会館(大阪市中央区島之内2-12-31 地図