兵庫県立歴史博物館では、現在、特別展「阪神・淡路大震災20年「災害と歴史遺産」―被災文化財等レスキュー活動の20年」が開催されています。会期は3月15日までで、2月8日には水損史料修復のワークショップ(要申込)も開催します。ぜひご来場下さい。

平成27年(2015)1月17日、阪神・淡路大震災から20年を迎えます。この震災以後、全国各地で大規模災害が発生するごとに、歴史遺産の救出・保全を行うネットワークが形成されるようになりました。この展覧会ではこうした活動によって保全された資料を通して、大規模災害時における文化財等救出活動の意義をご紹介します。

  • 会期 : 2015年1月10日~3月15日(月曜休館、1月12日は開館します)
  • 会場 : 兵庫県立歴史博物館 兵庫県姫路市本町68(googleマップ
  • 入館料 : 常設展示観覧料が必要です。大人210円・大学生150円・高校生100円
  • URL : http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/exhibition-pl2.html
    • 報道(神戸新聞) : http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201501/0007646051.shtml

 

ワークショップ 水損資料修復ワークショップ「どこでも、誰でも、簡単にできる」

日 時 : 2015年2月8日(日) 午後2時〜3時30分
講 師 : 吉原大志、加藤明恵(歴史資料ネットワーク運営委員)
場 所 : 地階体験ルーム
参加費 : 無料
定 員 : 20名(応募者多数の場合は抽選)
往復はがきに下記必要事項を記入して 博物館事業企画課(079-288-9011)までお送り下さい。
講座名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号 、友の会会員の方は会員番号

催し物

 関連講義「東日本大震災における被災文化財等レスキュー活動(仮題)

日時 : 2015年1月16日(金) 午後1時~2時
講師 : 赤沼英男(岩手県立博物館)
場所 : 地階ホール
聴講料 : 無料
定員 : 80名(先着順)
※館の「資料取扱研修会」の講義ですが、講義のみは一般の方も聴講いただけます。

 特別企画展講演会「被災民俗文化財のレスキュー活動」

日時 : 2015年3月8日(日) 午後2時~3時30分
講師 : 日高真吾(国立民族学博物館)
場所 : 地階ホール
聴講料 : 無料
定員 : 100名(先着順)

 れきはくアカデミー「災害と歴史遺産-特別企画展展示資料から-」

日時 : 2015年3月1日(日) 午後2時~3時30分
講師 : 前田 徹(兵庫県立歴史博物館学芸員)
場所 : 当館講堂
聴講料 : 無料
定員 : 100名(先着順)

 展覧会ガイド~担当学芸員が解説します~

日時 : 2015年1月11日(日)・2月1日(日)・2月15日(日) いずれも午前11時~12時
場所 : 特別企画展会場
解説 : 歴史博物館学芸員