鹿児島史料ネットからのお知らせです。鹿児島大学と人間文化研究機構との協定締結を記念して、下記の要領でシンポジウムが開催されるとのことです。
パネルディスカッションでは、パネリストとして当会代表の奥村弘も登壇いたします。
詳しくは以下のご案内をご参照ください。

–以下、転載です–

第33回人文機構シンポジウム鹿児島大学・人間文化研究機構協定締結記念シンポジウム
「鹿児島の歴史再発見-新しい地域文化像を求めて-」開催のお知らせ

日 時:2018年9月29日(土)13:00~17:00
会 場:郡元キャンパス 教育学部101講義室
市電「唐湊」下車 徒歩 約5分
JR指宿枕崎線「郡元駅」下車 徒歩 約12分
バス「鹿大教育学部前」下車 徒歩 約1分
キャンパスマップはこちら
※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

主 催:鹿児島大学、大学共同利用機関法人人間文化研究機構
後 援:文部科学省、国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター、鹿児島県の歴史資料ネットワークの実践と展開(基盤研究B 研究代表者 丹羽謙治)、鹿児島県、鹿児島県教育委員会、鹿児島市、鹿児島市教育委員会、MBC、KTS、KKB、KYT、NHK鹿児島放送局、南日本新聞社

定員に達した時点で締め切ります。
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員300名)

趣 旨
温暖な環境と多様な資源に恵まれた鹿児島は、いにしえより多彩な人間文化がはぐくまれ、豊かな文化を紡ぎ、現在まで守り伝えられてきました。
しかし、このような先人たちが残してきた歴史文化資料も、噴火や地震・津波、台風などの自然災害がひとたび起きれば、一瞬にして失われてしまいます。
地方創生が叫ばれている近年、日本各地では新しい歴史文化像を軸とした地域力の創出に注目が集まっています。災害で失われる前に、地域に伝えられた豊かな歴史文化資料を調査・保存し、現在に生かすとともに未来に継承するための取り組みが、全国各地で模索されています。
本シンポジウムでは、鹿児島大学と人間文化研究機構の両者が連携するための協定の締結を記念して※、鹿児島を中心とした南九州地域における歴史文化資料の現状とその可能性について考えます。一緒に鹿児島・南九州の歴史を再発見してみませんか。

※鹿児島大学は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構と連携協定を締結し、周辺地域との連携を通じた鹿児島の歴史文化資料保存・活用を推進していきます。そして「鹿児島歴史資料防災ネットワーク」の拠点として、想定される南海トラフ地震への備えとして鹿児島・南九州における歴史文化継承のための地域連携を強化します。

プログラム
13:00 開会 総合司会:丹羽謙治(鹿児島大学教授)
開会挨拶
13:15 基調講演 原口 泉(鹿児島県立図書館館長、鹿児島大学名誉教授)
鹿児島・奄美の歴史史料の保存・活用と地域振興―人災と自然災害の克服
14:00 講演1 佐藤宏之(鹿児島大学准教授)
ふるさとの記憶を未来へ ―鹿児島資料ネットの取り組み
14:30 講演2 冨田千夏(琉球大学附属図書館情報サービス課保存公開係長)
近代以降の沖縄県における歴史資料の被災と資料復元の取り組み
―外交文書集『歴代宝案』の刊行事業について(仮題)
15:00 講演3 天野真志(国立歴史民俗博物館特任准教授)
地域の歴史・文化を象徴するモノ ―歴史文化資料の捉え方
15:30 休憩(15分)
15:45 パネルディスカッション
モデレーター 後藤 真(国立歴史民俗博物館准教授)
パネリスト  奥村 弘(神戸大学教授)、山内利秋(九州保健福祉大学准教授)
佐藤宏之、冨田千夏、天野真志
17:00 閉会

申込方法
こちらからお申込みください

お問い合わせ
「鹿児島の歴史再発見」事務局(平日10時~17時)
メール:event@buken.co.jp
電 話:099-267-8490

http://kagoshima-shiryounet.seesaa.net/article/460844121.html