日本アーカイブズ学会では、来る4月22日(土)、23日(日)の2日間に、2023年度大会を開催されるとのことです。中央大学を会場とした対面参加のほか、オンラインでもご参加が可能です。参加には事前にお申し込みが必要です(4月21日迄)。各企画の趣旨やお申し込み方法などについては日本アーカイブズ学会からのお知らせをご覧ください。

日時・会場

2023年4月22日(土)、23日(日)
会場:中央大学多摩キャンパス3号館/オンライン形式の併用

プログラム

4月22日(1日目)

12:30 受付開始
13:00~15:00 総会(会員のみ)
15:15~16:30 大会講演会
 タイトル:「日本のアーカイブズ保存論」
 講演者:青木睦(国文学研究資料館 准教授)

4月23日(2日目)

9:30 受付開始
10:00~12:20 自由論題研究発表会
【第1セッション】《3354教室》
 田口一博「地方議会資料における会議録の意味とアーカイブズ学との関係」
 堀内暢行「電子記録管理における電子メール特殊性―電子帳簿保存法への対応を事例として」
 橋本陽「AI vs HI:日本のアーカイブズの実務にAIを導入するための前提を考える」
 淺野真知「診療録(カルテ)の情報開示をめぐる諸問題―情報開示請求の事例から考察する―」

【第2セッション】《3353教室》
 池永禎子「国立療養所大島青松園社会交流会館蔵「林記念文庫」に関する考察―アーカイブズ学の視点から―」
 林美帆・除本理史「岡山・水島の公害資料館開設におけるアーカイブズの活用事例」
 齋藤歩「1980年代米国の「建築図面アドバイザリー・グループADAG」における国・地域と専門領域の交わり―欧州またはアーカイバル・コミュニティからの参加者に注目した議事録分析」
 香村由佳「近現代建築物に関する記録の管理と記述について―旧朝香宮邸を事例として―」

13:30~17:00 大会企画研究会
 テーマ:「アーカイブズ編成・記述の現在―国際的動向を背景に―」
 スピーカー:
 清水邦俊(国士館史資料室)「民間史料における編成と記述の再確認―整理現場の視点から―」
 千代田裕子(東京大学文書館)「東京大学文書館におけるシリーズ・システム導入の試み―現状と課題について」
 元ナミ(東京大学文書館)「アーカイブズ記述の新標準:Records in Contexts(RiC)をめぐる最新動向と今後の展望」

 論点整理: 坂口貴弘(創価大学)

お申し込み

日本アーカイブズ学会からのお知らせページより、お申し込みフォームにお進みいただけます。(締め切り:4月21日迄)
【参加費】 会員 500 円、非会員 1000 円  ※部分参加・全日程参加とも同額
<納付方法>
・会場でご参加の方は、会場受付にて現金でお支払いください。
・オンライン参加の方は参加申し込み後にメールにて請求のご案内があります。
 詳細は上記ご案内ページをご参照ください。