茨城ネットからのお知らせです。このほど、2015年9月の関東・東北豪雨に関する論文を掲載した『常総中世史研究』第5号が発行されたとのことです。お求め方法など、下記の茨城ネットからのご案内をご覧ください。

茨城大学中世史研究会の機関誌『常総中世史研究』第5号が発行されました。巻頭には、2015年9月の関東・東北豪雨により倒壊しながらも流失を免れた、常陸平氏豊田氏所縁と伝えられる常総市若宮戸の石塔に関する比毛君男・石塚政弘両氏による共著論文が掲載されています。石塚氏はこの石塔の所有者でもあります。ぜひご一読ください。

『常総中世史研究』第5号は500円+送料でお求めいただけます。ご希望の方は、osamu.takahashi.nzn[at]vc.ibaraki.ac.jpまでメールでお知らせください。

『常総中世史研究』第5号 目次
〔緊急報告〕関東・東北豪雨で被災した常総市若宮戸石塚家石塔群について―常総境界地域の一様相―(比毛君男・石塚政弘)
〔研究〕「康応記録」の成立と伝来について―戦国期佐竹家中の系図類作成に関する一考察―(泉田邦彦)
〔講演録〕土豪の城と「惣構」―河内城跡(常陸大宮市)とその周辺―(高橋 修)
〔調査報告〕那珂市中世城郭遺跡分布・縄張調査報告(三)―飯田・鴻巣・西木倉・戸地区―(茨城大学中世史研究会)/常陸太田市来迎院所蔵大般若経調査報告(三)(茨城史料ネット)