宮城ネットでは、被災地の歴史を掘り起こしていく取り組みとして、「よみがえるふるさとの歴史」シリーズを企画され、蕃山房より刊行を進めておられます。ぜひご覧下さい。チラシはこちら→PDF

よみがえるふるさとの歴史1『荒浜湊のにぎわい 東回り海運と阿武隈川舟運の結節点』井上拓巳

江戸時代から明治時代初期にかけて、荒浜(宮城県亘理町荒浜)は「物」と「人」の交流が盛んに行われる場所でした。これは荒浜が阿武隈川の河口付近に位置していて、東回り海運と阿武隈川舟運の結節点として機能していたからです。城米輸送をキーワードに、その賑わいの様子、沖縄や中国への漂流体験など、水運のドラマを活写します。(蕃山房サイトより)

  • 宮城ネットニュース214号 http://www.miyagi-shiryounet.org/03/news/2013/2013n.html#214

よみがえるふるさとの歴史2『慶長奥州地震津波と復興 四〇〇年前にも大地震と大津波があった』蝦名裕一

伊達政宗も大震災を体験しました。東日本大震災は、貞観地震津波以来1000年ぶりの大震災と言われますが、政宗の時代に起こった四〇〇年前の慶長奥州地震津波が、それに匹敵する大震災である可能性が出てきました。古文書に書き記されたその実態に迫り、復興や防災につながる人間の意志と英知を尋ねる画期的な論考。(蕃山房サイトより)

  • 宮城ネットニュース221号 http://www.miyagi-shiryounet.org/03/news/2014/2014.html#221