「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」が発足します!
より記事を転載します (ま)
 
■発足呼びかけ文
 ふくしま歴史資料保存ネットワーク登録者の募集について
 
 呼びかけ人  福島県史学会    国立大学法人福島大学
                  福島県立博物館  福島県文化振興事業団
 
 近年、わが国におきましては、震災や水害、火災等により、歴史資料(文書・民具・考古資料など)が被災するケースが生じています。このため、歴史資料を災害から守るため、有志によるボランティアのネットワークを構築する試みが、全国各地で進められています。   
 つきましては、下記により、歴史資料救済に賛同し協力いただける方々を募集し、「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」を設立したいと考える次第です。
 ぜひ多くの皆様にご参加いただきますようお願いいたします。
 平成22年11月吉日
 
                        記
 
1 活動内容(案)
・歴史資料保存に関する取組状況の紹介、講習会等の案内、展示・公開情報、
資料救済ボランティアの募集等に関するメール配信
・歴史資料保存に関する講習会等の開催
・歴史資料が被災した場合の救済活動
 
2 登録方法
 登録は無料です。歴史資料の取り扱いに関する資格や経験等は全く問いませんが、メール配信が可能であることを条件とさせていただきます。
 所定のメールフォーム(→こちら)に、以下の項目を記入して送信いただければ、登録完了となります。
ネットワーク登録希望と明記のうえ、
 1お名前
 2居住市町村名
 3電話番号
 4所属団体等(無所属も可)
 をご記入のうえ送信願います。
※収集した個人情報は、本ネットワーク事務局が厳重に管理し、本ネットワークの活動においてのみ用いることとさせていただきます。
 
3 当面の予定
 以下の通り、発足記念講演会を実施いたします。趣旨説明に引き続き、阪神淡路大震災発生で被災した歴史資料の救済に取り組んでいる奥村弘氏の講演会を開催いたします。    
 また、意見交換会の中では、福島県における今後の取り組み方について、皆様のご意見を頂戴したいと考えています。
(1)日 時  平成22年11月27日(土)13時30分~16時30分
(2)会 場  福島県文化センタ―二階会議室(福島市春日町5―54)
(3)内 容
 ・趣旨説明  13時30分~13時50分
 ・記念講演会 14時~15時30分(質疑応答含む) 
    「災害文化と地域歴史遺産―阪神淡路大震災から考える―」
        奥村 弘氏(神戸大学大学院人文学研究科教授・神戸大学地域連携推進室長)
 ・意見交換会 15時40分~16時30分
 
(事務局:福島県文化振興事業団 歴史資料課 電話024-534-9193)
 
※これまで福島県文化振興事業団が運営してきた「ふくしま文化遺産保存ネットワーク」は、本ネットワークに移行となります。