歴史資料ネットワークでは7月8日に2012年度の総会を開催し、2011年度の活動報告が承認されました。こちらで公開しておりますのでご覧ください。東日本大震災という未曽有の大災害に続き、長野県北部地震や台風12号・15号による豪雨被害など各地で大きな災害が続きました。被災地では困難な状況を乗り越えて歴史資料保全活動が取り組まれており、当会は今年度も各地の活動を人的・物的側面から継続的に支援してまいります。引き続き、お力添えたまわりますよう、よろしくお願い申しあげます。

あわせて、サイトリニューアル時に間に合わなかった(申し訳ありません…)、2009年度の活動報告をこちらで公開いたしました。この年8月に発生した台風9号による佐用町・宍粟市(兵庫県)でのレスキュー活動の様子を日報形式で報告しています。

なお、午後から開催したシンポジウム「歴史遺産と資料を守りぬく―関西と知られざる大震災の現場を結ぶ―」にも50名近くの方がお集まり下さり、茨城・長野・大阪からの報告を受け、活発な討論が行われました。ご参加の皆様ありがとうございました。シンポジウムの模様については、別に報告させていただきます。